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小牧平成夏まつり       ~ その1 ~

小牧で開催される夏祭りに行ってきました。この時期、各地でお祭りがあるので地方のお祭りはなかなか知名度がないけれど、小牧平成夏まつりはなかなか見応えがありました。

写真を撮っていて思い出したのですが、お祭りのルーツや意義というのを僕は奈良の山奥の行者祭りで初めて見ました。人々の生活が農作業や山仕事が主だった頃、人間は自然と最も近い距離にいました。自然の恵みからダイレクトに糧を得て生かされているというその生活スタイルは、自然の大いなる力=神様を敬って感謝するという自然信仰を生みました。昔の日本のお祭りはこのような自然信仰や神道、仏教などの宗教的世界観から生まれています。人々は神の前で無条件に踊り、歌い、貢物をして楽しみました。
一方で現在のお祭りを含むあらゆるイベントはどちらかというと商業的な意味合いが強いです。人々が楽しむという行為は、サービスを提供する者が対価を貰って客に提供するもの、という資本主義の価値観に変わっています。人々の信仰対象が神様からお金へと移っていったとも言えます。拝金主義という言葉があるように、文字通りお金は神様に取って代わったと言えます。そこでお祭りの意義の違いを考えさせられ、現在と何が違っているかを痛烈に実感したのでした。
神の信仰よりも具体的なお金の力を信じる方が理にかなっているのは間違いないと思う。しかし人々の幸福度という点から考えると、果たしてどちらが優れた信仰なのかの答えを簡単に出せないのはなぜだろう?勿論現代の豊かな日本は幸せな国なのは間違いなけど、それでも昔よりも幸せな国になったとは言い切れない矛盾は何んなんだろう? 貧しくて生活が苦しいはずの国民の97%が幸せだと答えるブータンという国があるのはなぜ? とりあえず少なくとも僕達がはっきりと自覚しなければならないのは、「お金」も一つの信仰であり、それが社会的な構成に与える影響は宗教と全く変わらないということ。お金を頂点にしてありとあらゆるものがその価値に従って測られ、「金額」という絶対的な物差しが神の教えにかわって世の中の全てを支配しました。大金を得た成功者が神的な扱いにされて一般人から崇拝される様子は、宗教で支配的な立場にある教祖や司祭が信者から拝まれる心理と基本的には変わらなかったのです。現代の「お金」は当時の神様よりも強力な信仰力があるかもしれません。コミカルな例えかもしれませんが、実際に全くそうなんですよね。ただ、我々がその宗教的な価値観の中にいることに気づくことはなく、宗教観という概念をどこか別の国の出来事だと思っているだけなんです。天才でエリートで優秀な人でさえこの宗教的価値観が何なのかを意識することはなく、自らもまたその信仰の頂点に立つための努力を熾烈な競争の中で生涯に渡って続けます。客観的に見ると、これが現代の日本における文化的、民俗学的な内容です。遠い先に時代が大きく変われば必ずこの宗教観が系統立てて歴史に記されるはずです。かつて日本が神道、仏教全盛期でその価値を誰も疑うことなく、その大切さを意識すらしていなかっただろうことが後に歴史になっていったのと同じように。宗教というカテゴリーでさえ後になって確立されたといってもよく、絶対的であった当時はそれを宗教的な意味合いの中で捉えてはいませんでした。
そして、そもそも現在のイスラム社会で生きている人たちは資本主義社会で生きる我々に対して大方僕が述べた見方と同じように考えているはずです。文化というのはそこから違うものの中に入ってみて初めてどういうものだったのかが分かるのです。世界の人口の4人に1人がイスラム教徒です。資本主義世界の中でも特に経済的に豊かになった我々の方がマイノリティな世界に生きているのかもしれません。
奈良の行者祭りは素朴なお祭りで、それは僕が今まで見てきたお祭りとは違って古来からの原風景を残していました。そこで踊る純粋な地元の村民たちを眺めた時に僕の中で一気に今述べた疑問や発見が湧きだしたのです。村民たちのあの損得勘定のない純粋な楽しみ方は明らかに町に住む人たちが忘れてしまった物でした。同じ日本でもこれだけの発見があったのです。
あの時以来、現在でも宗教国家であるイスラム社会やヒンズー社会に住む人々、アフリカや南米のジャングルに住む原住民たちを今までとは全く違う視点で見るようになりました。神様、仏様が大切だという意味ではなく、自分が信じている価値観の外にあるものを見逃さないようにしているということです。



小牧平成夏まつり1 (1)






小牧平成夏まつり1 (2)






小牧平成夏まつり1 (3)






小牧平成夏まつり1 (4)






小牧平成夏まつり1 (5)






小牧平成夏まつり1 (6)










テーマ:祭り/イベント - ジャンル:写真

  1. 2014/07/29(火) 12:42:16|
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