南禅寺 水路閣。
このアングル、ようやく撮れました。10年京都通ってようやく。(笑)
観光シーズンは人が写りこまない瞬間は100%訪れないポイントです。
南禅寺を出たところにあるお寺。
京都にはガイドブックに載らないお寺にも美しい日本庭園がたくさんあります。
殆どスルーしてしまいますが、一流庭園に全然ひけをとらないのです。
EOS 6D MarkⅡの正式発表がありました。一般のニュースにも頻繁に見かけます。
スペックは事前に出し尽くされたリーク情報と同じでした。唯一意外だったのが視野率でした。APS-C機のEOS 80でさえ100%が当たり前の今の時代に98%ですか。この点は恐らくCannon自身も社内で賛否の議論があったと予想します。Cannonの戦略としては徹底的にコストを下げて世界的な市場のシェアを狙ったのでしょう。日本メーカーが独占してるフルサイズの一眼レフ市場シェアはそのまま世界シェアになります。
ただ、カタログスペック至上主義ではなければ、実際の撮影フィールドにおいて視野率の問題が致命的になることはほぼないです。ファインダーに映っているものが写真に写らないのは大問題ですが、その逆であれば問題ないと思いました。いざとなればトリミングカットすれば済むことだし。それよりもある程度撮り込んでるユーザーがカメラを見るときに最も気にするのはシャッターレスポンス、連写スピード、AF性能、ダイナミックレンジではないでしょうか。この点はEOS 6D MarkⅡはフルサイズ普及機としてようやく完成されてきたな、という感じがしました。
小さく報道されてる情報で注目したところがありました。
『ライブビューや動画モード時のAFは、デュアルピクセルAFシステムのおかげで、比類のないものだ。AFエリアは縦横80%の範囲のカバーし、タッチパネルで測距点を設定することができる。6D Mark II は、恐らく間違いなくOVF使用時よりもライブビュー時のAFの方が良好な性能だ。』
APS-C機と比べてAFポイントが中央に寄りがちなフルサイズでは、たとえ多数のAFポイントを搭載していてもなかなかその性能を活かしきれないという欠点があるものですが、デュアルピクセルAFシステムは元々EVFやライブビューに特化した技術で、ここから撮影した場合にファインダー内の80%をカバーできるのです。これは何を意味するのか?
近い将来に登場すると言われているフルサイズミラーレス機にこのAFシステムが間違いなく更に進化して搭載されると思います。このファインダー性能がアナログよりミラーレス機の方が上回った時点で、一気にミラーレスが一眼レフ市場を侵食していくと僕は予想してます。当然ながらメーカーも既存のフルサイズ一眼レフとレンズマウントを統一してくるでしょう。
本当は僕はEOS 80Dを購入する際にここまでイメージしていて、新型のAPS-C機を購入するなら次世代のフルサイズ一眼レフ(EOS 6D MarkⅡ)をスルーして更にその先に登場するフルサイズミラーレス機を狙っていました。フルサイズミラーレス機と一眼レフの二台体制です。これは非常に軽装な装備で、かつ機能や性能を全く妥協しない2台持ちです。風景撮りはフルサイズミラーレス機と旧型の6Dで撮影をして、スナップや動体撮影の時はメイン機をEOS 80Dにしてサブ機にフルサイズミラーレス機というスタイルです。とにかくレンズバッグの中のレンズが全て共有できるので、数百グラムの重量のミラーレス機は、いざとなった時に使う予備カメラです。殆ど荷物にならないし、ポケットに入ってしまうぐらいのフルサイズカメラなのです。
現在の旧型6Dは今でも全く不満のないカメラなので、それまではお金を貯めながら気長に待ちたいと思ってます。
テーマ:史跡・神社・仏閣 - ジャンル:写真
- 2017/07/02(日) 12:03:30|
- 史跡、神社仏閣
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